A simple command for moving yourself to another folder inside the terminal.
ターミナルの中で「今いるフォルダ」を別の場所に移りたいときに使う、移動用の基本コマンド。
パソコンの中にはたくさんのフォルダがあります。
その中で「今いる場所(カレントディレクトリ)」を切り替えるのが cd です。
イメージとしては、ターミナルの中で自分が歩いてフォルダを移動している感じです。
この「移動先」を伝えるために、フォルダ名やパスを書きます。
「移動したいフォルダの場所」を cd の後ろに書くだけです。
Git Bash
cd フォルダ名
例:photos フォルダへ移動
Git Bash
cd photos
例:ホームディレクトリへ一発で戻る
(どこにいても自分の家に帰る感じ)
Git Bash
cd ~
例:ひとつ上の階層へ戻る
(親フォルダに戻る)
Git Bash
cd ..
例:絶対パスを使う
(道案内で「住所を全部書く」とき)
Git Bash
cd /usr/local/bin
前いた場所へ戻る
直前のディレクトリにワープする便利ワザです。
Git Bash
cd -
スペースのあるフォルダ名
(引用符で囲む)
Git Bash
cd "My Folder"
ls で確認すると安心です。"..." で囲むのが一番簡単。cd は シェル組み込み(builtin) のコマンド。which cd ではなく help cd 等で確認する。cd はその値を変更する。~ は HOME へ展開される(POSIX の tilde expansion)。CDPATH 環境変数で検索パスを追加可能。cd - は前のディレクトリを参照して環境変数 OLDPWD を使う。